現状渡しのメリット・デメリットについて

query_builder 2024/07/28
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現状渡しとは、不動産物件の欠陥・不具合を修繕せずにそのまま渡すことです。
この現状渡しには、売主・買主にとってどのようなメリット・デメリットがあるのかご存じでしょうか。
そこで今回の記事では、不動産物件を現状渡しした時のメリット・デメリットを解説します。
▼現状渡しのメリット
■売主の場合
古い不動産物件を売却したい時は、修繕やリノベーションなどの費用や時間が必要です。
しかし現状渡しを選択することで、その費用と時間を減らせます。
また、業者探しや工事の状況把握といった手間も削減できるため、早期売却したい方にもうってつけでしょう。
■買主の場合
現状渡しの不動産物件は、相場より安い価格で購入できることが買主にとってのメリットです。
また、自分でリフォーム・リノベーションを行ったうえで、購入価格より高く売れる可能性があります。
そのため、不動産投資したい方にうってつけと言えるでしょう。
▼現状渡しのデメリット
■売主の場合
現状渡しは、契約不適合責任に問われる可能性があります。
契約不適合責任とは、不動産物件の瑕疵を買主に告知しないと、売主側がその瑕疵に対する責任を負うことです。
また、不動産売却価格も安くなる傾向にあります。
■買主の場合
現状渡しは、リフォームやリノベーションが必要な物件が多いです。
不動産購入とは別に費用がかかるため、場合によっては予想以上の出費になることを考慮しなければいけません。
また購入後に見つけた不備に関して、売主に確認が必要になるため、手間と時間がかかります。
▼まとめ
現状渡しのメリットは、売主側は修繕やリノベーションしなくてもいいことです。
また、買主側にとっては相場より安い価格で不動産物件を購入できます。
しかし、売主側が契約不適合責任に問われるリスクがあったり、買主側に修繕費用がかかったりなどの点がデメリットと言えるでしょう。
昭島市で不動産売却のことなら『Realty Home株式会社』にお問い合わせください。
現状渡しをはじめ、不動産売却に関するあらゆるお悩みに対応いたします。

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